GOGAリサーチサービス

利用者の声

福岡大学 商学部講師 太宰潮 様

今回、GOGAリサーチサービスを、大学の講義で使いました。私は「消費者行動論」という講義を担当していますが、その中である有名な実験を、実際に学生のみんなに対して実施したときに、本サービスを使いました。

実験は、以下のようなものです。(ノーベル経済学賞を受賞されたKahneman氏とTversky氏の「プロスペクト理論」の中でのとても有名な実験で、近年では「行動ファイナンス」や「行動経済学」の分野で紹介されているものです。)

質問です。次の2つの選択肢のうち、どちらを選択しますか?
Case A:8割の確率で4千円をもらえる
Case B:確実に3千円もらえる

 

人が「確実性を重視」し、確率的な規範解であるCase Aを選択しない、というところがこの実験の面白いところなのですが、この実験を講義に出席している150人近い学生に実施するとしたら、もちろん紙では大変です。そこで活躍したのが、GOGAリサーチサービスの、「ケータイ」でのアンケート収集です。実際、学生のみんなには携帯電話を使ってやってもらいました。具体的にはQRコードをプロジェクタでデカデカと示し、それを読み取ってもらってこの質問を用意したサイトにアクセスしてもらい、回答をしてもらいました。(※今時の学生は「パケホーダイ」が多く、接続料をあまり気にしなくて済んだことを付記しておきます。)

KahnemanとTverskyの実験では80%の人がCase Bを選択するのですが、なんと学生に回答してもらった結果も77%がCase Bとなり、1979年というある程度時間が経った論文でも、やはり本質を突いた素晴らしい実験だったのだな、と感心した次第です。

さて、こうしたことを講義の中で行ってみて一番良かったのは、学生のみんなが、その場で集計結果をすぐ見て、講義内容を「実感」できることです。いかに過去の実験例を説明しても、実体験にかなうものはありません。講義では、集計結果が出る前の予測をしてもらったり、集計結果が出たあとに「どっちだった?」と尋ねたり、Case Aに回答した学生に詳しく聞いてみたりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、学生からは以下のような意見ももらっています。

【学生の授業評価アンケートより(一部抜粋)】
・QRコードを取り入れた授業は今までになかったので、とても新鮮で面白かった
・QRコードを使ったものや、クイズなど、わかりやすく説明されていて学びやすかった

これからも続けてこうした便利な仕組みを活用した取り組みをしていきたいと思います。

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